理念と運営方針

当相談室は、様々な社会的課題に対する当事者の心理的ニーズに応える支援活動に従事することを目指しています。

ごあいさつ

はじめまして。私はこれまで、児童福祉や精神科医療の現場でたくさんの方々と関わらせていただきました。特に精神科デイケアでは発達障害やそれに関わる様々な問題(ひきこもりやトラウマ、うつ病、強迫性障害、ギャンブル障害など)を抱える方への相談支援を多く行ってきました。

時代の流れでもありますが、私たちを取り巻く社会は様々な社会的課題に直面し、多様性を受け入れる必要に迫られています。障害を持つ人も持たない人も、ありのままの自分で生きられるような人生を模索したり、自分に合った仕事の仕方や生き方について考えることが、心の健康にとって大切だと私は感じています。

そういったこれまでの経験から、こころの相談室おおきな木は、大木に様々な生き物が集まって、雨をしのいだり、食べ物を探したり、一休みしたりするように、いろいろな事情を持った方が、それぞれの目的で過ごせる心の拠り所を作りたいと思って生まれました。

現在私自身は本州最西端にあります山口県下関市を中心に活動しておりますが、遠方の方や諸事情から外出が難しい方であってもご相談をお断りしたくないという思いから、オンラインでのカウンセリングを行っております。

カウンセリングの傾向としては、短期間での問題解決を目指す相談スタイルではありますが、相談内容によっては長期にわたって低頻度で面談を行うこともあります。家族からの相談や複数名での面接も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。